総務省がこのほど公表した労働力調査の今年5月分速報によると、同月の完全失業率(季節調整値)は2.2%で、前月比0.3ポイント低下した。1992年10月以来、25年7カ月ぶりの低水準となった。
男性は2.4%で、同0.4ポイント低下。女性は2.0%で、同0.1ポイント低下した。
昨年2月、22年2カ月ぶりに2%台に回復(2.9%)。以来、昨年5月(3.0%)を除き、2%台の低水準が続いている。
5月の完全失業者数は158万人で、前年同月比52万人減少。このうち「勤め先や事業の都合による離職」が同7万人減少。「自発的な離職(自己都合)」が同27万人減少。
5月の就業者数は6698万人で、前年同月比151万人増加。このうち「宿泊業、飲食サービス業」は404万人で、同21万人増加。